更年期障害


肝と腎を強化して症状の軽減を

 更年期とは卵巣機能が低下し始めてから、完全にその機能がなくまるまでの期間のことで、閉経を挟んで前後10年ほどを指します。卵巣機能が低下すると、ホルモン分泌のバランスをくずして、精神や自律神経に影響を及ぼし、身体に様々な症状を起こします。この状態を「更年期障害」といいます。
 自立神経系と関係が深いのが肝、ホルモンの分泌と関係があるのが肝と腎です。これらが弱くなると、疲労倦怠感、足腰がだるい、耳鳴りや難聴、めまい、やる気が出ない、健忘、骨や歯がもろくなる……など、様々な症状が現れます。
 腎を強化する働きがあるのは松の実、クコの実、ごま、くるみなどの果実類です。クコの実は目の疲れにもよいでしょう。セロリや緑の濃い野菜は、情緒不安定に効果があります。ほてりには黒豆、白きくらげ、ゆり根、あわ、ごま、かきなど、冷えにはにら、栗、シナモン、えびなどがよいでしょう。
 

1.セロリは筋をとって斜め薄切りにする。ブロッコリーは小房に分け、芯は輪切りにしてゆでる。グリーンアスパラガスはゆでて3センチ長さに切る。鶏ささ身肉は酒をふってラップに包み、電子レンジで加熱して細かくさく。わかめは塩気を洗い流して一口大に切る。
2.クコの実は赤梅酢に漬けておく。
3.玉ねぎはみじん切りにしてふきんに包み、流水で軽くもみ洗いをしてから水気をかたく絞る。玉ねぎ、梅肉、2.のクコの実を赤梅酢ごと混ぜ合わせておく。
4.器に1.のセロリ、ブロッコリー、グリーンアスパラガス、鶏ささ身、わかめを盛り合わせ、3.をかけて松の実をふりかける。